海猫屋について

1976年6月に喫茶店としてオープンして以来、30年以上の歳月が流れました。
海猫屋に来た事がある方も、初めての知ったという方も、どうぞゆっくりご覧ください。
海猫屋の建物は、1906年(明治39年)に磯野商店が建てた3階建ての倉庫です。
煉瓦造りの代表的建造物のひとつで、壁に構造は二重煉瓦積、屋根は防火の為、瓦が用いられ手います。

小樽出身の作家、小林多喜二の小説「不在地主」のモデルになりました。
赤いレンガに緑の蔦がからまり独特のムードが漂います。
小樽の街とともに歴史を重ねてきた由緒ある建物です。
数多くの映画やテレビドラマ、CM等の舞台にもなっています。

1986年には、作家の村松友視氏が海猫屋を題材に小説を書いています。
「海猫屋の客」というタイトルで朝日新聞社から出版されました。
のちに文庫本にも、なっています。しかし、小説に描かれたような雰囲気やイメージは、今の
海猫屋には、ありません。

かって、この場所で演じられていた暗黒舞踏の「北方舞踏派」や「鈴蘭党」は、
小樽を去り、海猫屋の舞踏の舞台としての価値は薄れていきました。

そして、1990年には、店内を大幅に改装し、ワインと無国籍な創作料理の店として
生まれ変わることになりました。
1階は、バーカウンター、2階は、照明を抑えた空間に自然木の広いテーブル。
とても落ち着ける」スペースです。

冬には、暖炉に火が焚かれ北国ならではの雰囲気をかもし出します。
ワインを片手に北海道の旬の食材をつかった料理を味わってください。

時の流れが止まってしまったような街。つかの間の幻を見ることができる街。小樽。
その幻を求めて人々が、小樽を訪れるのかもしれません。
小樽に来ることがありましたら、是非、立ち寄って下さい。

マスターが優しく迎えてくれます。