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嬉しくなる景色

2009.11.15

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いったん雪が降ると一気に勢いをつけて冬に突入かと思いきや
気温はなんとなく穏やかで、一か月さかのぼったような気候です

雪にはならない代わりに雨がふったりやんだりと我まま気ままです
でも良いこともあるんですよ
虹!
私の住んでいるのは海の見える高台なので海にかかる虹をよくみます 
ひと月に一度か二度は必ず見てるかな これって多くないですか?

あっという間に消えてしまうので、カメラを探しているうちに見えなくなっているので写真におさめることはできなのだけど、いつ見ても何度見ても嬉しくなります
ひとりで見ているのはもったいなくて、つい誰かに『見て見て!虹!』と教えたくなります 幸せは分かち合って共感して倍になりますね♪

今日の虹は写真にとれなかったので先月とった豪華客船“飛鳥”にかかる虹です
K

ヒヨコの行列

2009.09.22

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最後のお客様、若いお嬢さん4人がお帰りになった後に残されていたのは4羽のヒヨコでした

おしぼりで作られた4羽のヒヨコ達は誰も居ない2階の大きなカウンターのスポットライトに照らされて、深夜の海猫劇場の役者のようでした

表情豊かでカワイイね 今度つくり方教えてください♪

洗い場担当

2009.09.21

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首相もすなる洗い物といふものを、ワシもしてみむとて、するなり

いつも表舞台が好きで、カッコつけていいどこ取りのマスターですが今日は裏方もがんばってもらいました

マスター、次は家でもお願いしますよ

ショーケース?ネタケース??

2009.09.15

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今日はマスターが朝からご機嫌で
「いいもんみつけたべや~」とソワソワ・・・

ランチの終りどきには、荷物もちのスタッフを引き連れて車でどこかへ消え、数分後には寿司やのカウンターでネタが入っている冷蔵庫が海猫屋のカウンターに!!!

近所のお店の改装で捨てられそうになっているのを発見して譲り受けてきたそうなのですが・・・・

あっけにとられてみていると嬉しそうに冷蔵庫を磨きはじめ、周りのブーイングは一切無視してこの笑顔。

このネタケースは、海猫屋でショーケースとして活躍する予定のようです。

Han

ハバネロソース

2009.09.08

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丹波篠山のお土産でいただいた、ターンムファームの無農薬ハバネロがちょっとしたマイブームになっています

かなりの辛さだけど、マンゴーのフルーティーな味も広がります 

笑いを誘うハバネロマンのユニークなラベルもインパクトありますよ

マスターも肉じゃがや冷奴、納豆や焼肉やスープにも入れて『辛っ!』といいながらも癖になりそうな感じです

薫風の午後partⅡ sunny-side up

2009.06.09

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優雅なお客様の紹介の後は、あわただしいマスターの午後です

今日のお昼のまかないは、手抜きメニューのカレーライス
でも、お店のメニューと違うところは目玉焼きが乗っているのがマスター仕様

一気飲みをしているのはビールではありませんよ
ウーロン茶。お楽しみは夜までの我慢です

でも最近の夜はお客様が少なかったりするので、ビールの味も今ひとつかな。
今夜は美味しいビールが飲めるといいね

GW反省会&BBQ

2009.05.08

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GW最終日は毎年恒例になっているBBQです

学生スタッフによる買出しも炭の火おこしも板についたもんです
焼き方さん役もバーテンダー役もスタッフにお任せでマスターも私もお客さんに徹して夜は更けます

去年よりバージョンアップしたのはベンチがソファになり、餃子の皮が手作りになり、キャンプファイヤーの炎がともりました

差し入れていただいた珍しいブルゴーニュのロゼは、さすがのグロファミリーで思いのほか力強く、アンチョビで漬け込んだラム肉のチョビスカンにもバッチリ!

ゆっくり炎を眺めながら星空の下の酔客になると、今年も海猫屋に足を運んで下さった多くのお客様にいっぱいの感謝、余裕がなくて伝えられなかった言葉やスムーズにサービスできなくてご迷惑をおかけしたお客様へ反省の思いなどが巡ります

喉もと過ぎれば、すぐ今日のタイヘン (マスターは休日明けの支払いや銀行に駆け回っていました) がやってくるので忘れがちですが、機会あるごとにマスターやスタッフとも話し合っていきたいなとおもっています

ご来店下さったお客様、温かいお言葉や私たちに思い出のひと時を下さったお客様、本当にありがとうございました 

上機嫌のカフェタイム

2009.03.26

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朝のひと通りの仕込や開店準備を終えてお客様を待つチョット一息のコーヒータイムが11時半
昨日はWBC優勝の記事を機嫌よく何度も読みながら持論を力説していました

決勝戦の日は海猫屋の1階の小さなテレビがついていてプチスポーツバーでした

テレビがついているなんてまるで食堂みたいだなぁ思うのですが『食堂だべや』とキッパリといわれると、そうね・・と素直に認めてしまいます

時々お客様から『イタリアンですか 何料理ですか』などと電話で尋ねられるのですが、海猫屋は小樽のオタリアン洋食堂です キッパリ!

マイ箸

2009.03.12

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箸をつかっての食事は、はきこなして身体に馴染んだジーンズや按配のいい枕のように、日本人にとっては力をぬいてリラックスできる食事の道具だと思います
 
海猫屋ではいつもお箸を用意しています
ご年配の方がお食事を召し上がるのも良いかなと思っていたら、意外や意外、西洋からの外国人のお客様も上手に使いこなしている姿をみかけるのには驚きます

最近はエコ意識も高まりマイ箸を持参するお客様もいらっしゃいます
写真はフランスが世界に誇る銀器の老舗クリストフル社のお箸ですって! 
フランス製のお箸ですよ♪ お洒落ですね~

いろいろな人たちが、それぞれ自分のあり方でエコに関わるのは大切なことだなと感じます

麺類が大好きなマスターは割り箸を沢山消費するので、声高らかには叫べないけれど。。

お客様が残さずに完食してくださる美味しいものをつくることが海猫屋にとってエコの使命かなぁ・・と思っています


 

商魂の象徴 数十年の時を経て

2009.03.07

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マスターの実家は樺太商会、略して樺商と呼ばれていた明治37年創業の老舗海産物商でした

この半纏は昭和初期につくられ、マスターが20代の頃に受け継いだそうです

かつて小樽経済が活気づいていた頃、半纏は小樽商人の商魂の象徴だったとも言えるでしょう

『俺も一歩間違ったら、今頃この半纏を来て働いていたかもしれないな・・』とぽつりと言葉にしていました

縁あって今日この半纏をひき取って下さったのは秋野氏です
薬局をIT化した企業を立ち上げ株式公開するなど先端ビジネスに関わる反面、小樽の歴史や文化をこよなく愛する静かな情熱家というイメージの紳士です

古いものを蒐集し、もったいない博物館(今は閉館中)を個人で開設なさったこともあります

マスターは秋野氏に自分の大事にしていた半纏を引き取ってもらった事をとても名誉な事と感動していて、晩酌の話題はこの一本だて。

先祖の思いを後世に繋げることができて役割り果たした、と感慨深げでした

個人も町も家族もいろいろな歴史の積み重ねのうえに今日があるのだなぁと、しみじみとした気持ちになりました

「海猫屋」の半纏つくるかぁ・・とマスター
町が元気を失いかけている今、小樽商人の原点でもある、商魂をこめた半纏を羽織って闊歩するのもいいかもね

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